2019年、株式会社アステムはお陰様をもちまして創業45周年を迎えることができました。音響、舞台を中心としたイベント制作会社として3人からスタートした弊社も、時代の移り変わりやお客様のニーズの変化とともに、企画、運営、映像制作や指定管理業務、また聴覚障害者向け情報受信装置「アイ・ドラゴン」の開発など、多岐にわたる業務の創出と研鑽に努めてまいりました。つきましては、昨年わたしたちがお手伝いさせていただいたお仕事の中で印象に残った案件をいくつかご紹介させていただきます。ぜひ一度ご覧いただけましたら幸いです。そして少しでもアステムがお役に立てることがございましたらお気軽にご相談くださいませ。
2002年、CS「目で聴くテレビ」専用受信機として、テストモデル「アイ・ドラゴン0」が誕生した「アイ・ドラゴン」シリーズ。地上アナログ放送の字幕デコーダ「アイ・ドラゴン1」、日常生活用具指定となり、地上デジタル放送にも対応した「アイ・ドラゴン2」、地上デジタル放送チューナーを内蔵した「アイ・ドラゴン3」と進化を重ねてきました。
そして日常生活用具指定から15年の2018年、インターネットを使用し、「アイ・ドラゴン4」が大幅にパワーアップしました。
毎年10月に東京都港区芝公園一帯で行われる港区/みなと区民まつり実行委員会/キスポート財団主催の大規模イベントです。私どもがお手伝いさせていただくようになり、2018年で6年目を迎えました。アステムでは会場設営、会場装飾、事務局補助、広報物作成などを行なっております。台風による強風の影響で2日目が中止になるアクシデントもありましたが、緊急時の対応も含め、「修羅場に強い」アステムのパワーを発揮することができました。
大阪城ホールで行われた第66回全国ろうあ者大会。のべ5,000人の方がご来場される大きなイベントとなりました。企画提案、全体運営、会場設営、会場装飾、情報保障など、イベント全体をお任せいただきました。また同日行われた美川憲一さん、はるな愛さん、HANDSIGNの皆さんのコンサートでは、聴覚障害の方も少しでも音楽を楽しんでいただけるように字幕や手話を見やすい位置に配置。非常に見やすく面白かった、というお言葉もいただきました。
毎年900を超える作品が出品される奈良県障害者作品展。2018年は明日香村と奈良市の2カ所で開催され、アステムでは事前準備作業、会場設営、会場装飾、運営を行いました。
奈良県で活躍する障害を持った方のアート作品を展示。外部のプロデューサーと協業し、企画、会場設営、会場装飾、運営、広報計画を行いました。
戦争について考える展示事業もアステムの強みのひとつ。2018年の展示では、食品サンプルの作成や当時の流行歌を流すなど、パネルだけにとどまらない展示を行い、ご好評をいただきました。
アステムの新しい事業のひとつに「学会運営」があります。小規模学会から大規模な国際学会の、交通、宿泊場所の手配からパーティ、アトラクションまで、統括して承ります。