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最終更新日 2022年10月20日
こんにちは。アステム広報部UTです。野球の季節もほぼ終わり、バスケットボールの季節になってきましたね。今回は、大東市の歴史とスポーツふれあいセンターで行われている、チャレンジバスケに参加してきましたので、その様子をお届けします。
目次
アステムで指定管理業務を行なっている施設の一つに、大東市立 歴史とスポーツふれあいセンターがあります。大東市野崎にある廃校になった小学校を、図書館・歴史民俗資料館・スポーツ施設として生まれ変わった施設で、アステムでは歴史民俗資料館とスポーツ施設の運営管理を行なっています。
体育館とグラウンドがメインのスポーツ施設では、貸館としてサークルなどに場所貸しも行なっていますが、施設主催のイベントも多数行っています。球技などのチームスポーツは個人では参加しにくいですが、サークルやチームに所属していない人も参加しやすいイベントも多く企画していて、今回自分は『チャレンジバスケ』に参加してみました。
高校や大学を出てから球技を始めるのはなかなか大変です。それでも中学や高校でバスケやバレーをやっていると、当時のチームメイトと集まって、みたいなこともあるかと思いますが、僕のように中高では球技をやっていなくて社会人になってから始めた場合は、メンバー集めから始めなくてはいけません。
こうした公共の体育館を予約するには、自治体にもよりますが5人程度のメンバーを集めて団体登録をする必要があります。予約は数ヶ月前からが一般的ですが、予定の決まらない中、ひとまず予約受付日に施設へ赴き、端末から予約。土曜日や日曜日は予約が取りにくく、抽選になることもしょっちゅう。せっかく予約が取れてもメンバーのキャンセルでゲームができなかったり。さらに年齢が上がると、だんだんメンバーがフェードアウトしていっていつの間にかチーム消滅……みたいな経験って、きっと球技をしている人には何かしら覚えがあるのではないでしょうか。
そんな人にぴったりな企画が『チャレンジバスケ』なのです! なお、フットサルやにも同様の企画があります。詳しくは大東市立歴史とスポーツふれあいセンターのウェブサイトをごらんください。
『チャレンジバスケ』のチラシには、このような説明文が。
“初めての人 久しぶりの人の為のイベント チャレンジバスケ開催! 大人になってからバスケをしたいけど、経験者と一緒にプレーするのは気が引ける…こどもがバスケを始めたので自分もやってみたいけど機会がない これを機会に楽しくバスケをやってみよう!”
また、対象も「社会人以上(60代・70代の方でも大丈夫です) 市外の方もご参加いただけます」の文字も。 20歳過ぎてからバスケを始めて、自宅で一人でドリブルやハンドリング練習しかできなかった僕にとって、これはまさに自分のための企画……ということで『チャレンジバスケ』に参加してみました!
まずは予約。近くの方は来館、遠い方は電話でOK。自分の場合は、大東市外在住なので電話で予約しました。日によっては開催の数日前に定員に達する場合もあるとのことなので、早めの予約が吉です。
同意書記入と参加料の支払いは当日イベント開催前に受付で行います。同意書はウェブサイトからダウンロードして事前に記入して持参しても、当日窓口で記入してもOK。中高生の場合はさらに保護者同意書の記入が必要だそうなのでお子さんと参加する場合はこちらもチェック。
最後に参加料の500円を払って、いざ体育館へ!
僕は部活でバスケットボールをやっていた経験がないので、以前サークルに参加していた際は、みんなの動きを見よう見まねでやっていました。右レイアップはできるけど、左はちょっと微妙…とか、カットなんかもまさに見よう見まね。しかしそれでもシュート練習などするのはまだ良い方で、いきなり試合のサークルなどもあります。
その点『チャレンジバスケ』は練習の最初にストレッチに十分な時間があります。部活でやってた人には当たり前? なのかもしれないですが、僕には知らないものばかり。バスケは基本的に走りっぱなしのスポーツなので、準備運動がめちゃくちゃ大事なのですよね。
足回りだけでなく上半身も含めてめちゃくちゃじっくりストレッチの時間をとってくれているので、これまで2回参加していますが、足が動かなくなって途中でリタイヤしたり、捻挫などの怪我をしたことはありません。やっぱり準備運動って、大事なんやなあ。
ストレッチの後はシュート練習。僕が参加した回は、バスケが完全に初めての人はいらっしゃらなかったので、わりとスムーズに進行しました。それでも時々講師の方が進行を止めて、“コツ”を教えてくださいます。「ドリブルのボールは下じゃなく前につこう」とか「1、2、とリズムを意識しよう」とか、独学者としては、なるほど——と思うこと多し。
自分はとくに左のレイアップが本当に微妙なので、途中でコーチングがきけるのはめちゃありがたいなと思いました……😅
この頃には参加者の方も声がけっこう出るようになっていて全体の雰囲気も打ち解けていいかんじに。自分もこの辺りから、前後の人に話しかけたりできるようになってきたし、周りもそんな雰囲気になってきているようなかんじです。
あと、ときどき講師の方がハイタッチを促してくれるのですが、これがなんかアガる……! スポーツのいいところだけをいただいているような、いいムード。大人になるとこういう雰囲気を味わえることも少なくなるので、こういうところもいいなあと思いました。
シュート練習が終わって小休止ののち、いよいよゲーム。参加人数にもよりますがだいたい3〜4チームできるイメージでしょうか。1ゲームは4分で、ふつうよりはかなり短めですが、ブランクがあると4分でもキツい……なので大変助かります。
ここでも講師の方がときどき流れを止めて、コーチングをしてくれます。ここでシュート練習などの動きとゲームの流れとをつなげてくれるので、そこが独学者にはありがたい。わかってる人も休憩になってきっとありがたいはず。
昔みたいに切り返しも早くできないし、動きも速くは動けないし、カットできると思って跳んでも思ったほど高く跳べてなかったりしますが、それでもやっぱりゲームはたのしい! パスが通るとうれしいし、シュートが入るとめちゃくちゃ気持ちいい。
前に通っていたサークルが自然消滅して、未経験でもOKな新しいサークルを探していくのも大変だし、経験者ばかりのサークルに参加するのも気が引けるし……もう体育館でバスケすることはないかも、って思っていましたが、自分にとってはめちゃくちゃフィットする場を見つけて大袈裟でなく本当に幸せでした。
この『チャレンジバスケ』に限らず、大人になると新しい趣味を始めることが億劫だったり、経験者の人に気をつかったり、「こんなことして何になるの」とそもそも楽しむだけのことに対して肯定的になれなかったりと、スポーツや音楽などから離れてしまうことも多いのではないでしょうか。
でも本来スポーツや音楽をすることはそれ自体とてもたのしいこと。自分で壁を作らずにもっと積極的に肯定的にたのしんでいくのが大事だな、と久しぶりにバスケットボールをして改めて思いました。
びっくりしたのは2回目に参加した際、74歳の方が参加されていたこと。元々バスケットボールはされていたそうですが、30〜40代にまじって最後までプレーするのは本当にすごい! 自分はそこまでは無理だろうなあ……と思いつつ、気兼ねなく参加できるこういう場があるのは本当にいいことだなあと思います。
大東市立 歴史とスポーツふれあいセンターでは、バスケットボールの他、フットサルや室内スポーツの個人参加のイベントを定期的に行なっています。
この施設以外でも、お近くの施設で同じようなイベントがきっとあるはず。ぜひ一度、興味はあったけど参加する機会がなかったスポーツや音楽などを始めてみてください。
詳しくは、大東市立 歴史とスポーツふれあいセンター のウェブサイトをご覧ください