みなさんこんにちは。アステム広報部の滝沢です。
「持続可能な開発目標」SDGsの目標期限は、2030年です。
日常生活でもSDGsの話題を目にすることも増えてきたのではないでしょうか。
今月指定管理部の社員を中心に行った社内研修で、「2030SDGs」というシミュレーションゲームを実施しました。そのときのようすをご紹介します。
目次
カードゲーム「2030 SDGs(ニイゼロサンゼロ エスディージーズ)」はSDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験するゲームです。
さまざまな価値観や違う目標を持つひとがいる世界で、わたしたちはどうやってSDGsの壮大なビジョンを実現していくのでしょうか。
このゲームはSDGsの目標を一つひとつ細かく勉強するためのものではありません。
「なぜSDGsがわたしたちの世界に必要なのか」、そして「それがあることによってどんな変化や可能性があるのか」を体験的に理解するためのゲームです。
今回は指定管理部のスタッフ研修で、ゲームを行いました。
「ふだん同じ職場にいないひと、なかなか接することのないひと、ペアを組んでくださーい!」。冒頭ファシリテーターの声かけに、いっしゅんみな顔を見合わせます。
「ふだんどんな業務を担当していますか」「感染症の流行が治まったら、やりたいことはありますか」。ペアでまずは自己紹介。会場の空気がなごんで、温まる感じがします。
「みなさん、今からアクロスワールドの住人として、2030年まで目標をもって活動してもらいます!」
(アクロス=当日会場の当社指定管理施設のひとつ、大東市立生涯学習センターのことです)。
SDGsの概略説明のあとは、いよいよゲームスタートです。ペアがそれぞれの「達成すべき目標」をもって、「2030年までさまざまな活動」を行います。
〇カードゲームは楽しんでできましたか
・楽しく勉強になりました。
・はじめルールを把握するのが難しかったですですが、交渉が楽しかったです。
・思っていたよりたいへん楽しかった。
・SDGsのゲームということで、少し構えていましたが、とても楽しかったです。
〇参加してみて、いかがでしたか。
・話を聞くだけでなくワークができるととてもわかりやすい。
・SDGsをより身近に感じることのできる研修でした。あと10年しかない・・・そんなふうに思ったのは初めての気持ちでした。
・身近な事例とのつながりなどがわかったら、もっと理解を深められたのではないかと思いました。
・今日は気づきがありました。ありがとうございました!
・いろいろなゲーム結果の事例を知りたいと思いました。カードゲームを通じて色々な人の考えや価値観を知りたいと思いました。
参加者に「日常的にSDGsを意識すること」についてたずねると、
・環境問題、気候変動(ゲリラ豪雨、大きな台風)
・ゴミの分別
・男女平等、LGBTQの声をtwitterでよく見かける(夫婦別姓問題、同性婚問題など)
・SDGsマークのバッジをつけているひとを見かける
・気になっていたが、難しい印象があった。
・コンビニで割りばしを断る。
・まだよくわからない。
・・・・など、さまざまなことがらが、あがってきました。SDGsは地球規模の壮大な目標ですが、わたしたち一人ひとりのささやかな意識や行動もすべて入口になります。
シミュレーションゲーム「2030SDGs」は、そうしたきっかけになれたらうれしいです。
当社アステムは創立45周年を迎え、メインとなるブランドメッセージを「Bring Accessibility」としました。情報アクセシビリティをはじめ、幅広い業務内容とクライアントのみなさまとのつながりのなかでSDGsへのかかわりを深めてきました。
障害のある人を例外にしない、すべての人にアクセシビリティを届ける会社であり続けるために、これからも「伝える」ことに技術も思いも込めながら障害(バリア)を乗りこえたいと考えています。
そのためにもわたしたちもいっそうブラッシュアップし、みなさんのSDGsのとりくみや事業推進、課題解決に貢献したいと願っています。もちろんシミュレーションゲーム「SDGs2030」の開催も、お手伝いさせていただきます。お勤め先や地域、学園、あるいはお友だちやさまざまなコミュニティで、気軽に体感してみませんか。
「SDGs」がいっそう切実で身近に体感すること、うけあいです。