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龍谷大学でアクセシビリティについての講義を行いました


ソリューション事業部の西田次長が、母校である龍谷大学でゲストスピーカーとして講義を行いました。

科目は、政策学部の「コミュニティメディア政策」。

龍谷大学卒業生には懐かしい仏教讃歌のチャイムが第3限の開始を告げる中、視聴覚障害者を対象にした放送の在り方と取り組み、課題についての講義がスタート。阪神淡路大震災後に生まれた後輩たちに、当時のテレビには字幕がほとんどなかったこと、手話ニュースが被災者の安否情報で消えたこと、などをやさしく語りかけていきます。

自身が網膜剥離のため、失明の危機にあった話には、学生たちは息を詰めて聞き入っていました。

「目で聴くテレビ」の災害放送、「アイ・ドラゴン4」の機能、「テレビが聞けるラジオ」などについて話していると、時間は瞬く間に過ぎていきました。

最後のシメは、「ここがロドスだ、ここで跳べ!」。ヘーゲル「法の哲学」に引用されている言葉だそうです。