C O N T A C T

2020年上期全社会議をオンライン配信いたしました


例年4月と10月の年2回、全社員が一堂に会する経営方針発表会を行なっています。しかし本年は新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、自宅でリモートワークを行なっている社員、ホールなどで業務を行っている社員に向けてオンライン配信を行いました。

弊社では、障害のある人、外国人、シニアなど多様な人財が働いています。この日の会議では、聴覚障害のある社員、外国人やシニアの社員にもわかりやすいように、発表者とPPTの画面に手話と字幕を加えて配信を行いましした。

ソーシャルディスタンスの観点から、大阪本社での発表者は大阪本社4Fのスタジオと自席に分け、配信ブースは2Fに設置し、なるべく“3密”状態とならないように配慮を行いながらの配信となりました。

聴覚障害者向けのセットトップボックス、「アイ・ドラゴン4」を製造、販売していることもあり、弊社には手話を第一言語とする聴覚障害当事者の社員も在籍しており、この社員は手話で発表を行いました。

もちろん手話がわからない社員も多数いるため、手話通訳ができる社員が在宅で同時通訳を行いました。その言葉を聞いたスタッフが在宅でテキストに起こし字幕を表示、発言の数秒後には字幕が表示されます。

会議や学会などのオンライン配信でいちばんのネックになるのは「音声」です。発言者も遠隔の場合は、発言者側のさまざまな音声、インターネット環境に左右され、細部が聞きとりにくいことがあり、視聴者にとって非常にストレスになってしまいます。

弊社のオンライン配信では、音響スタッフがそれぞれの音声を調整し、最適化して配信するため、社員アンケートでも「音声がとても聞きやすかった」という意見が多く寄せられました。

このように映像の配信だけではなく音声についても配慮すること、また字幕や手話を付与し適切な情報保障を行うことで、視聴者、発言者ともにストレスのないオンライン配信を行うことができます。
オンライン配信にご興味、ご関心がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。