こんにちは。株式会社アステム広報部のUTです。
4月からアステム内での組織改編があり広報部ができたことは前回お話ししたとおりですが、広報メンバーは総務やデザイン部門などから集まった7名で運営しています。特徴的なのは、外国籍の社員が2人メンバーにいることです。会社案内パンフレットにも記載していますが、アステムは外国籍のメンバーも多く、アルバイトを含めると、アメリカ人、ベトナム人、バングラディッシュ人、トルコ人の4名が一緒に働いてくれています。
『海外の会社で働く』って、知らない土地で他言語で話す人たちの中で、その人たちと同じように働くわけで、自分がどこか別の国で働くことを想像すると、すごく大変で勇気のいることですよね。みんな日本語が本当に上手で、すごいなーといつも思います。
せっかくなのでこの機会に自分も英語をまた勉強しようと、英語で話しかけてみようと思うのですが、メンバーはみんな日本語を話したい(勉強したい)わけで、中途半端な英語力では却って迷惑。また、メンバー全員が英語ができるわけでもなく、こちらの気恥ずかしさも手伝ってなかなか英会話の機会にはなりません。そこでアメリカ人のスタッフ、ベイさんにおすすめの語学学習アプリを教えてもらい、アプリで英語を勉強することにしました。
おすすめされたアプリ「Duolingo」は、世界で登録者数1億2000万人が登録する、語学学習の超メジャーアプリ。創業者のルイス・フォン・アン氏はグアテマラ生まれの起業家で、reCAPTCHAを開発した開発者でもあります。reCAPTCHAは2009年Googleに買収されており、今もフォーム入力時のセキュリティとして広く使われています(アステムのお問い合わせフォームでも使用しています)。ちなみにreCAPTCHAの買収額は調べましたが出てきませんでした……笑
「Duolingo」はそんなルイス・フォン・アン氏が2011年にローンチした語学学習アプリです。Wikipediaには「Duolingo」の目的について下記のように書かれています。
このプロジェクトは、何百万もの人間の力を結集し、外国語を学習すると同時にウェブ上のテキストを各主要言語で翻訳することをその目的としている。2015年現在、このサービスはユーザー数が1億人を超え、Google PlayとApple App Storeの各教育カテゴリーで最もダウンロードされているアプリとなった。
ウェブ上のテキストを主要言語で翻訳……壮大なプロジェクトですね。
アプリストアから「Duolingo」をダウンロードし、早速登録してみました。設定を日本語にすると、「英語」「韓国語」「中国語」を学ぶことができます。日本語設定の英語学習だと、だいたいこんなかんじの問題が出題されます。
英語→日本語、日本語→英語、発音、発声、ディクテーションなど、言語学習に必要なさまざまな側面から英語を学ぶことができます。反復練習が多く、これはたしかに実践的な学習法かも。
しかし……自分も偉そうに言えるほどに英語ができるわけではありませんが、ちょっと簡単すぎるんですよね……学習のスキップもできるようだし進んでいけばもっと役に立つのだろうと思うのですが、あまりにも簡単すぎて、数日学習したのち飽きてやめてしまいました(だから英語が上手くならないのだと思いますが…)。
しばらくして、ふと「言語設定を英語に変えるともっとたくさんの言語が学べるのでは?」と思いつき、「+」ボタンから「もっと見る」をクリックすると……
「英語話者向け」の内容が表示され、ズラっと各国の言語名が英語で表示されました。
その数なんと35(2021年6月現在)。他にもアラビア語話者向けやイタリア語話者向けなど含めると、数え切れないほどのコースがあります。
全く知らない言語でも、あれだけ基礎からひょっとしたら少しでも話せるようになるかも、と思い、前職でドイツに行く機会が多くあったので、ドイツ語を選択して学習してみました。
この記事の執筆時点で現在学習17日目。「コーヒーと水をください」「ワインとコーヒー」「パンとコーヒーをください」など、はじめはかんたんな単語をひたすら反復練習なので、かなーりシンプルなドイツ語なら少しわかるようになってきました。
アステムにはドイツ語話者は一人もいないですし、現在のコロナ禍ではなかなかドイツ語を披露する場所はなさそうではありますが……知らないことがわかるようになることにワクワクします。ぜひみなさんも「Duolingo」で学びたかった言語にチャレンジしてみてくださいね。
英語など他言語が絡んだ案件も年々増えています。コロナ禍によりオンライン化が進んだことで、これからますますグローバル化に拍車がかかる世の中になっていくかもしれません。
アステムでは既存映像素材の英語字幕の付与や、学会や講演でリアルタイムに多言語字幕を付与するサービスも行っております。オンライン配信での字幕付与も可能です。グローバルに発信するお手伝いをさせていただいておりますので、ぜひお気軽にお声かけください。
それではみなさん、Auf Wiedersehen, Tschüss!