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オウンドメディアはじめます

オウンドメディアはじめます

UT

最終更新日 2021年5月26日

はじめに

はじめまして。株式会社アステム広報部の梅田と申します。おかげさまで弊社は今年で47周年を迎えることができました。また本年度から広報部が発足し、発信を行っていくにあたりまして、お客様や世の中の皆様のお役に立てることはなにかと考えた結果、情報発信メディアとして、オウンドメディアをはじめることにしました。

オウンドメディアって?

そもそもオウンドメディア(Owned  Media)とはなんでしょうか? Wikipediaには下記のように書かれています。

オウンドメディア: owned media)とは、自社発行の広報誌やパンフレット、カタログ、インターネットの自社ウェブサイト・ブログなど、企業や組織自らが所有し、消費者に向けて発信する媒体を指す。「ペイドメディア」 (Paid Media) や「アーンドメディア」 (Earned Media) と合わせ、企業マーケティングの核となる3つのメディアとして認識される媒体といえる。

広義で言うオウンドメディアは、ウェブサイトや紙媒体などのパンフレットやカタログまでを含むそうですが、現在は、一般にオウンドメディアというと会社やブランドの”ブログ”を指すことが多いと思います。

自社の商品や取り組みを、カタログのような会社側からの発信ではなく、ユーザー目線に見せ方を変えて自己発信するもの、と自分は理解しています。

自己発信に至るまで

広報を担当してほしいといわれたとき、さまざまな方法を考えました。アステムではこれまで宣伝らしい宣伝活動はほとんどしたことがありませんでした。

私が入社した時点で稼働していた以前のウェブサイトは会社概要をそのままHTMLにしたような申し訳程度のものでしたし、その会社案内のパンフレットも10年以上同じものを使っている状況。それでもこうして運営してこられたのはひとえに日頃からお世話になっている皆様、お客様のおかげ、ということなのですが、このままでいいはずもなく、2017年、まずはウェブサイトをリニューアルすることにしました。

アステムは舞台まわりの制作会社としてスタートした会社でメインとなる事業はイベント企画・制作ですが、現在では「映像制作」「映像配信」「福祉機器開発」「指定管理事業」「字幕制作」などとても多岐にわたり、社員でも全貌を把握しているのか微妙なほどです。自分も入社まもない頃だったこともあり、リニューアルサイトのローンチ時は、これまでのサイトのコンテンツを現代風に見やすくリデザインしたものとなりました。

それぞれの商品のランディングページを作成したり、働く人に焦点を当てたインタビューページを作成したりと、いろいろと工夫をしてみたものの、通常業務の合間での構築だったこともあり、定期的にコンテンツを増やしたり、効果測定を行ったりすることがなかなかできません。

当然、ウェブサイトの効果が目覚ましく改善するはずもなく、ウェブサイトが形骸化してしまう時期が長く続きます。

オンライン配信がきっかけ

神戸大学で行われた「CCSS School/CSSJ2020」。今でいうハイブリッド開催でした

新型コロナウイルスによる猛威が世界中を駆け巡った2020年。停滞気味だったウェブサイトの状況が変わったのは皮肉にもコロナ禍によって需要が急増したオンライン配信でした。20202月に行った、zoomYouTube Liveによる学会のオンライン配信をランディングページにしたところ、なんと Googleの「オンライン配信」1ワードで検索結果1位に上ってきたのです。私は前職でウェブデザインをしていたため、1ワードで1位になる大変さは嫌というほど経験していました。たいていは1ワードでの上位表示は難しいため、「オンライン配信 大阪」「オンライン配信 価格」など、地域性やアドバンテージを含めた複数ワードでの検索上位を目指すことになります。なのに突然の1ワード1位。社内もかなり盛り上がりましたが、多分一番盛り上がっていたのは自分だと思います。

広報部設立~メディア運営へ

オンライン配信のセッティングも昨年に比べてかなりブラッシュアップされました

その結果、2020年はオンライン配信をきっかけに新規のクライアント様がこれまでにないほどアステムに興味を持っていただいた一年となりました。コロナ禍で先行きが見えない中、イベントなどは中止や延期、オンライン配信を余儀なくさせられていますが、それらへの渇望も増えていると感じています。

オンライン配信だけでなく、ハイブリッド開催や感染予防対策を行なったイベント運営など、アステムがお役に立てることを、オウンドメディアなどで幅広く発信していきたいと思いますので、以後お見知りおきをよろしくお願いいたします!

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U T

広報担当UTです。グラフィックデザイン、ウェブ制作、映像制作を主に行っています。