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「目で聴くテレビ」が 「ゼロ・プロジェクト・アワード」を受賞


「ゼロ・プロジェクト」は、国連広報省と連携し、障害者権利条約の理念に基づいて、世界中のバリアをなくす取り組みを行っている団体で、毎年、障害者の生活を向上する取り組みを行っている団体や個人に対し、「ゼロ・プロジェクト・アワード」を授与しています。

2018年度は、認定NPO法人 障害者放送通信機構がアワードを受賞しました。

これは、「目で聴くテレビ」の活動、特に「アイ・ドラゴン」を使っての、リアルタイムで手話&字幕を合成する技術が高く評価されたものです。

授与式は2019年2月22日(金)、オーストリア・ウィーンにある国連事務所で行われました。認定NPO法人 障害者放送通信機構からは、「目で聴くテレビ」ディレクター・手話キャスターの重田千輝(株式会社 アステムソリューション事業部所属)が参加し、70ヶ国から600人を超える参加者を前に、国際手話でスピーチを行いました。

スピーチでは阪神淡路大震災を機に「目で聴くテレビ」の活動が始まったこと、20年間リアルタイム手話・字幕放送を行ってきたこと、この技術は外国でも応用できるもので、特に発展途上国での活用が望まれることを話し、各国の注目と期待を集めました。